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結論はいつも同じ

 「美しい空間で子育てを」(2008/11/19讀賣新聞朝刊)という
記事がありました。とても有名な寺社建築会社、大工の棟梁の
小川三夫さんが書かれたものでした。

<引用開始>
・Q:落書きや破損行為を防ぐ対策は?
・A:大切なのは、美しさを感じる心をはぐくむこと。
  人は美しいと感じたものを傷つけようとはしない。しかし、美しい
  と感じることができなければ、どんなにすばらしい建築物にも
  平気で落書きをしてしまうだろう。

・Q:そうした心をはぐくむにはどうすればよいか?
・A:親が身の回りをきれいにして、美しい空間で子どもを
  育てることが大切だと思う。親が部屋を清潔にしておけば、
  子供も自然に掃除するようになる。掃除がきちんと出来る子は、
  落書きをするような人間には決してならない。自分で汚した
  ものをきれいにする大変さを知っているはずだから。
<引用終了>
 
 耳が痛いなと思わず思われるかもしれませんが、
結局結論はいつも同じで、まず親が見本を見せる
ということなのでしょうね。

 美しいものって、やはり大切なんだなと再確認させられます。
自然環境を守りたければ、まず、子供たちを自然のなかに
連れ出して、自然の素晴らしさ、美しさを感じさせてあげる
ことなのでしょう。

 子育てに限らす、まず自分が見本を見せること。

これ以外に、方法ややり方は無いような気がしています。
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by happyfun120 | 2008-11-29 18:20 | ライフスタイルについて

初めて読む方には注意が必要?

子どもの知力を伸ばす300の知恵
七田 眞 / / PHP研究所
スコア選択: ★★★

 子育てと教育について興味があり七田先生の書籍を
初めて読ませていただきました。しかし、300の項目を
簡潔に要点中心に紹介されているだけのように感じ
られたのが残念です。時間があまり無い方や、パッパと
要点のみ知りたい方には逆におすすめ出来るかも
しれませんが、七田先生が本当に伝えたいことやその
基本をじっくり理解するためには、「七田式子育て
理論36年の法則」などの別の書籍をまず読まれてから、
復習などのために本書を利用されるのが良いかと思い
ます。

(勉強不足のために適切なコメントは出来ませんが)
シュタイナー教育などとは対極にあるように感じ
られてしまう七田式。あるがままの子どもの成長に
任せるだけではなく、また、親が子どもに期待を
するのではなく、親が子どもの個性を見極めながら、
適切にサポートして行くことも必要であることを
本書では納得させてくれます。
 七田先生の提案されているやり方については、
実践をしていないのでなんとも言えませんが、
基本的な考え方には十分納得できる点も多く、
もう少し関連本や実際に取り入れている方などと
接触するなどして研究をする価値はあるような気が
しています。
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by happyfun120 | 2008-11-26 22:03 | 書籍(ライフスタイル)

いかに食べるか?

 食欲の秋もそろそろ終わりに近づいているのでしょうか。
朝晩の寒さが一段と際立って来たように思います。

 さて、先日讀賣新聞の連載に「食ショック」というのがあり、
『「よくかむ」102歳で現役』(2008年11月22日朝刊)に
教育学者の昇地三郎さんの記事が紹介されていました。
<参考記事はこちら>

 一口30回。よく噛むことが健康の秘訣。 ということでした。

 確かに、よく噛んで食べると、脳の満腹中枢が刺激されて、
少量の食事で満足でき、摂取カロリーも低く抑えられます。
こうした食事が老化防止に効果があることが、動物実験など
でも確認されていることが紹介されていました。

 「よく噛んで食べる」などいつもいつも親から言われていた
ような簡単なことなのですが、簡単なことほど、継続して
自分の良い習慣にするのは努力が必要なのかもしえませんね。
恐らく、動機付けに自分がコミットできれば、それは良い習慣と
なって行くのだと思います。なぜ、自分はそれをするのか。

 飽食の時代もそろそろ曲がり角を迎えようとしているのかも
しれませんが、これからますます「いかに食べるか」という
ことを一人一人が問いかけられることになりそうです。
 
 最近改めて、免疫や自律神経の関係で口や嚥下のことを
調べていたのですが、動物が発達させてきた「食べる」という
行為は、人の健康管理に私たちが考えている以上に
大きく関わっているようです。

[お知らせ]
 創楽カイロプラクティック研究所で、妊婦さん向けの小冊子
「自然なお産~楽しい妊娠期間と自然なお産をとおして、
赤ちゃんとつながるための7つのヒント~」というのを作って
みました。
 施術を受けていただいた妊婦さんで、希望者にお渡しさせて
いただこうかと思っています。ブログを読んでおられる方で、
ご興味ある方おられましたらご連絡下さい。
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by happyfun120 | 2008-11-25 08:00 | たべものについて

究極に目指すは、心の平安やさとり?

 個人的には心理学や脳科学などの分野も大好きです。
しかし、先日紹介をさせていただいたようなポジティブ心理学
といわれるような自己啓発のやり方には限界があるように
感じているのも事実です。

 少し古い記事になりますが、
「執着せず自由になること」というのがありました。
(2008/8/23読売新聞朝刊の「健康プラス」より)

 この記事では座禅が紹介されていたのですが、
大切な部分だけをそのまま引用させていただきます。

<引用開始>
・正しい姿勢や呼吸に加えて大切なのが「心を整える」こと。
・座禅中に「頭に浮かんでくることを止めることはできない。
 相手にせず、何とか振り払おうとしないのがコツ」
・「自分自身に執着せず、自由になること。その感覚を
 体で学ぶことが座禅の本質であり、先人から受け継がれた
 生活の知恵なのです」
・苦しみは苦しみ、悲しみは悲しみとして受け入れ、そのまま
 相手にしなければ、心は常に自由でいられるはずだ。
<引用終了>

 ということで、禅は心と体をリラックスさせ、健康づくりにも
プラスになりますよということでした。

[一般体験が出来る禅の参考サイト]
曹洞禅ネット
釈迦牟尼会

 
 特定の宗教や信仰を勧めるつもりなどはありませんが、
自己管理を行う時にも一番大切になる「心の平安」などに
関しても、やはり先人の知恵を参考にさせていただくのが
やはり効果的なように思っています。
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by happyfun120 | 2008-11-24 10:49 | ココロについて

「本当の幸せ」についての大切な教え

世界でひとつだけの幸せ―ポジティブ心理学が教えてくれる満ち足りた人生
マーティン セリグマン / / アスペクト
スコア選択: ★★★★

 本書は3つのパートで構成されています。簡単に言うと、
1.心理学が教えてくれる幸せ 
2.自分を生かす強みと美徳
3.具体的な取組み 
です。
 チェック項目が所々にあるために自己認識に役立つよう
に上手く構成されています。(但し、このチェック項目は
日本人には少し上手く対応していないように感じました。)
 パート3.では、「仕事,パートナー,子育て,本当の幸せ,
生きる意味と目的」について、実際に今からでも取り組める
ヒントが満載なので実践的な内容になっています。

 ポジティブ心理学に関連するような自己啓発の本を
いくらたくさん読んでもなかなか成功や自分の成長を
実感できない人が多いのも事実だと思います。その原因は、
もしかすると、表面的なテクニックやノウハウだけを
自分なりに取り入れて試そうとしていることにあるような
気がしてなりません。(これは自分の反省も兼ねて)
大切なのは他人との比較などではなく、あるがままの自分、
本来の自分をいかに生かすかということを本書では、
改めて気付かせてくれます。

 但し、本書やポジティブ心理学では、幼い頃の体験や
育った環境をそれほど重要視していない点(もしくは、
影響が無いとしている点)と、思考だけで自分の生き方を
コントロールしていこうとするように感じられる点には
少し納得出来ません。(脳が身体の記憶をもとに物事を
判断している視点が抜けているように感じるため。)

(ほんとかどうか知りませんが)表紙の帯には、
スティーブン・コヴィー氏,ダニエル・ゴールドマン氏,
スティーブン・ピンカー氏,アンドルー・ワイル氏、
絶賛!と書かれていました。彼らのことが好きな人は
きっと読んだら☆4つ以上の評価をすること間違いなし
です。
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by happyfun120 | 2008-11-23 09:46 | 書籍(ココロ)

恐怖と不安が人を行動に駆り立てる

 このブログからの情報発信(?)は、出来る限り恐怖や不安を
煽り立てて、人に何かの行動を起こさそうということはしない
ように気を付けているつもりではあります。しかし、それでも、
あらためて反省は必要だなと思っているところです。

 先日、たまたまドキュメンタリー映画監督(?)として有名(?)な
マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』 を
見ました。(少し古い作品ですが)銃社会アメリカと「恐怖の生産」
によって、さらなる恐怖が人々の間に見事に作り出されている
現在のアメリカ社会を痛烈に批判している作品でした。
 そんな映画の中で印象的だったのは、アメリカと隣接し、
しかも同じく銃社会でもあるカナダでは全く状況が異なるという
ちょっと日本人の私には信じられないようなことも紹介されて
いました。(例えば、銃の所有率がそれ程変わらない、もしくは
それ以上であるカナダでの銃による死亡率は比較にならない
程低いというのです。アメリカでの銃の死者数(自殺を除く)は
約1万人、カナダ約200人、ちなみに日本約30人。)

 ムーア監督は、この違いを生み出す違いをズバリ、
恐怖心の蓄積であると訴えていたように思います。

 政治や経済のことは、このブログではなるべく触れないように
していますが、それでもこの「恐怖心の蓄積」というのは、
以前にも一度紹介したことのある疑わしきは対策をするという
「予防原則」などとも結局は同じものです。

「○○をしないと××になりますよ。」
という恐怖や不安で人を駆り立てるようやり方やあり方ではなく、
どうせやるのであれば、
「△△できると楽しくなりますよ」
「□□すると幸せになります」
というようなお互いが、そしてみんながプラスになるような
やり方やあり方を続けて行きたいなと思っています。
(どちらも裏表でそんなに違いは無いのかもしれませんが・・・)

マイケル・ムーア監督の映画は、もっともっと見たいなあと
思っているところです。最近は、元気とパワーを炸裂させている
息子との生活で映画とは全く無縁の生活になっていますが。

最近やこの連休中などに見られた面白かった映画あれば、
コメントで紹介してくださいね。
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by happyfun120 | 2008-11-22 08:56 | ライフスタイルについて

育児・子育ての不安とは?

 我が家の話で恐縮ですが、先月末に無事息子が1歳の誕生日を
迎えることが出来ました。この一年特に大きな怪我、病気、事故なども
なく家族3人が元気に過ごせたこと本当にありがたいことでした。
 しかし、よくよく観察していると本当に色んな人にかわいがって
いただき、助けていただき、だからこそこうして過ごせているのだろうと
思っています。もし、自分達が夫婦二人だけで「頑張って」育児に
取り組んでいたら、恐らく結果は違っていたように思います。
 
 もしかすると、育児や子育ても「頑張らないけどあきらめない」という
ような、少しお気楽でいい加減位がちょうど良いのかもしれません。
あと一つ加えるならが、「良い人間関係を持っておく」と言うことに
尽きるかもしれません。

 さて、少し話が逸れてしまいましたが、今回は育児・子育ての不安に
ついて「子どもへのまなざし」から学んだことを紹介させて頂きます。

■育児・子育ての不安=お母さんの自分の存在自体に対する不安

どう言うことかといいますと・・・

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by happyfun120 | 2008-11-15 16:54 | ライフスタイルについて

選ぶ選ばないではなく、受容と自立/自律/自活

子どもを選ばないことを選ぶ―いのちの現場から出生前診断を問う
大野 明子 / / メディカ出版
スコア選択: ★★★★

 本書では、妊娠しお産をしたいと思う夫婦で
あればきっと一度は考えることになる
「障害を持った子供が生まれたらどうしよう?」
という疑問や不安に対して、普通の人が一般的に
そして安易に頼りがちな出生前診断について、
その基本的なことを紹介しつつ、親になるという
ことに対して根本から考え直すきっかけを
与えてくれる内容になっています。

 子育ての基本はあるがままを受け入れて
あげることだとはよく言われます。何か他と
比べるのではなく、あるがままを受け入れて、
そっと遠くから見守ってあげること、そして
子どもが自立/自律/自活できるように最大限の
サポートをしながら、親と子どもが一緒に成長
して行くことの大切さを本書でも再確認させて
くれます。

 幸せな親に育てられた子どもは、たとえ
どんな状態そして環境であろうとも、幸せに
育つ可能性は高いでしょう。だからこそ、
まず親自身が幸せになることが大切なこと
なのではないでしょうか?

 本書では、自分達の普段意識しない思考や
思想は本当に適切なものなのかということも
改めて問い直すきっかけになっています。

 子どもを持つと決めて妊娠した夫婦には、
出生前診断とその本質について一度考えて
欲しいと思います。その時に、本書が果たす
役割は本当に大きいと思います。
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by happyfun120 | 2008-11-08 21:32 | 書籍(体)

乳幼児期は大切だと言うけれども・・・・

 先日紹介させていただいた「子どもへのまなざし」から
乳幼児期の大切さについて少しだけ紹介をさせて頂きます。

 本の中で乳幼児期の大切さについて実に上手く表現されて
いる部分がありました。

・乳幼児期はなぜ大切なのか?

 乳幼児期=人間の基礎をつくるだいじな時期
 高校、大学などあとからやるものほど、やり直しがきく。
ところが人格を形成する乳幼児期の基礎はやり直しができない。
基礎の部分はいくら治療をしても、効果はそれ程大きくない。
(以上、引用終了)

 確かに、結婚しても上手く行かなければ、離婚という形で
パートナーや生活環境を変えることは可能です。仕事だって、
転職や自営業という形で環境を変えることは出来ます。

 人生で後から経験するものは「やり直し」が効くけれども、
人格を形成する乳幼児期という基礎の部分はやり直しが
効かないという考え方に、概私も同じ意見であり、納得している
部分があります。

 但し、ここで注意をして欲しいのは、いくら乳幼児期が大切
だからと言って、過干渉ともいえるような形や心配しすぎる
ような形で親(や周囲の大人)が関わることはむしろ
逆効果でさえあり得る
ということです。

少し例を上げてみると・・・・

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by happyfun120 | 2008-11-07 07:10 | ライフスタイルについて

腰痛は二足歩行の人類の宿命ではない!!

先日、腰痛を上手くまとめて紹介したNHKの番組がありました。
(「病の起源 第3集 腰痛~それは二足歩行の宿命か?~」)
いわゆる腰痛について、じつはまだまだ誤解が多いことを知って
いただく良い機会になるかと思ったので番組の内容から大切な
ところだけをそのまま紹介させていただきます。

[腰痛に関連した大切なこと]

■歩くことは必ずしも腰痛の原因にはならない。
・タンザニアで狩猟採取生活をする人々を調査した結果、
 いわゆる「腰痛」と言うものは見られなかった。
→彼らは毎日28kmも歩行で移動するにも関わらず「腰痛」を
患っている人はいなかった。

・長距離選手の椎間板を調べても劣化は見られなかった。
→逆に、走ったりする際の衝撃が椎間板にとっては、
程よい刺激になり新陳代謝が活性化されるのではと考えられる。

■長時間の無理な(前かがみなどの)姿勢は腰痛の原因になりえる。
・椎間板にかかる負荷は、体重72kgの人が立っている時には、
66kgであるのに対して、前かがみになった場合には負荷は
235kgにもなっている。

■腰痛の原因は不明なものが多い。
・診断のつく腰痛は15%。
非特異的腰痛(原因が分かっていないもの)は85%。

■心理的ストレスが腰痛の原因になることがある。
・心理的ストレスを加える腰の実験では、背筋が緊張し
椎間板の負荷が72kg増えた。
・骨や椎間板に異常がなくても、ストレスにより腰痛になることがある。
・心理的に不安定な要素がある人は、安定している人に比べて30倍、
重い腰痛になりやすい。

■慢性の腰痛では前頭葉が強く活動している。
・物理的な刺激による腰の痛みは視床を経由して脳に伝わるが、
慢性の腰痛では、前頭葉のみが強く活動している。

■有酸素運動である歩行やウオーキングはストレスを和らげる。
・歩くと椎間板にも良い刺激が伝わり、全身の筋肉が利用されるために
脳全体が活性化される。
→また、歩くことに集中すると余計な悩みや心配事などが
意識されなくなるためにストレスが和らぐ。

■腰痛は心と体が発するメッセージである。

以上、内容紹介終了。

 如何だったでしょうか?
 自分の知っている常識は必ずしも常識ではない。
ということを再確認していただくきっかけになれば幸いです。

 創楽カイロのHPや受診者さんへの説明や実際の施術では、
「身体の声に耳を傾けてもらう」ことも少しずつ体験をしてもらって
います。繰り返される腰痛、そろそろ違うやり方で、対応を
してみませんか?
 
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by happyfun120 | 2008-11-03 15:26 | 体について