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PHP研究所

 秋晴れの良い天気が続いています。しかし、世間の経済ニュースは、
2007年から始まったサブプライムローン問題を発端とするアメリカ発の
金融危機の話題で持ちきりです。もう暫らく混乱は続きそうですが、
ピンチはチャンスということで、これをきっかけに日本も食料自給率を
含めた国の方針を明確にする良いタイミングであることには間違い無い
はずなのです。上手く舵取りが出来るのかどうか、見守りたいと思います。

 少しブログのテーマからは離れますが、国の繁栄ということに関して、
松下幸之助氏は常にメッセージを発信し続けられておられたようです。
先日読み終えた書籍の最後のページに「PHPについて」ということで、
出版社のことが紹介されていました。明確な経営理念の素晴らしさを
実感したのでそのままメモを兼ねて記載しておきます。

<PHPについて>
PHP研究所は、昭和21年、松下幸之助氏の提唱によって設立されたもので、
Peace(平和)、Happiness(幸福)、Prosperity(繁栄)に関する
諸問題を人間の本質に照らして、衆知を集めつつ研究し、お互いの
力で明るく住みよい社会を築こうとするものです。

とありました。
とても明確だけれども、力強いメッセージだと本当に思います。
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by happyfun120 | 2008-10-27 08:23 | ライフスタイルについて

本当の幸福

 先日紹介をさせていただいた、「子どもへのまなざし」は本当に文句無しの
☆5つでした。何がそんなに良かったのだろうと改めて考えてみたのですが、
それはこの本がいわゆる育児書ではなく、人生論や人生哲学にも通じるような
幸福についてとても分かり易く、とても納得が行く明確なメッセージを伝えて
いたためだったように思います。

 では、著者の佐々木先生にとっての幸福とは何かということを本書から
少しだけそのまま引用をさせて頂きます。

「人間は、自分の楽しみばかりを求めても、本当の幸福は得られない。」
→周囲の人の幸せのために自分が生かされていることに喜びを感じることが
できることが、人間としての幸福。
→まずは目の前の人や家族を大切に、そして、幸せにしてみること。


 如何でしょうか?
 確かに言われてみれば当たりまえと思われているかもしれません。
しかし、この当り前のことがついつい忘れられがちになっているのが、
現代社会かもしれません。

 個の確立、自己責任、自己実現、・・・など、ともすればまずは自分が、
そして自分だけがとついつい考えられてしまうかもしれません。しかし、
やはり私たちは一人では生きられず、あくまでも相互依存の関係で
生かされていることを再確認させられます。

 子どもには、期待するのではなく、親が手本を見せてあげる。
 子どもに幸せになって欲しければ、まず自分自身が幸せになる。

 当り前だけれども、大切なことがぎっしり詰まった「子どもへのまなざし」。
 これから子育てを始められる方や、子どもと接点のある仕事を
されている方、そして、2度目の子育て?となる孫をお持ちのご年配の
方にもおすすめ出来る1冊です。

 秋の夜長に如何でしょうか?
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by happyfun120 | 2008-10-18 21:23 | ライフスタイルについて

子どもの自立と豊な人間関係を目指す方へ

子どもへのまなざし
佐々木 正美 / 福音館書店
おすすめ度: ★★★★★

いわゆる育児書をたくさん読んだわけではなく、
佐々木先生の「かわいがり子育て」を読んでもっと詳しく
知りたいと思い本書を読んだのですが、これは本当に
素晴らしい内容の書籍でした。

・なぜ乳幼児期に十分かわいがることが大切なのか?
・母親の心理/健康状況と育児、子どもの発育は関係あるのか?
・そもそも子どもってどのように育って行くんだろう?

などに対する答えというかアドバイスが、とても分かり易く
語りかけてくるような調子で書き綴られています。押し付け
や、早期教育等に関する内容などは一切無しです。そんな
ことよりも、人が社会という集団の中で生活して行くために
必要な人を信頼することや自立や自信ということについて、
長年の臨床経験を生かした佐々木先生の考えが紹介されて
います。長年の現場経験者から教えられることはとても
貴重でありがたいことです。

 10年以上前の本ですが古さを全く感じさせません。
それは育児に関する本質をやはり突いているからだと
思います。とても読みやすいですが、分量もあるのでまずは
「かわいがり子育て」等を読まれるのが良いかと思います。
時間に余裕のある方(妊婦さんも)には、大変おすすめ
出来る一冊です。このような育児で育った子どもが増えれば
社会の状況も少しづつ変わってくるような気がします。

「続 子どもへのまなざし」も出ているようなので、
是非読んでみようと思っています。本書で再認識させられる
のは、子どもを幸せにしたいのであれば、まず親自身が
本当に幸せになることが大切ということです。育児は自分
育てとも言われていますがやはり本当のような気がします。
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by happyfun120 | 2008-10-12 22:16 | 書籍(ライフスタイル)

快・不快の記憶の起源

 前回の続きになりますが、その前に少し復習をしておきたいと思います。

[ヒトが行動を選択する時の脳仕組み]
 私達人間が何かの行動を選択する時には、額の部分つまり脳の前頭前野が
重要な役割を果たしています。この前頭前野にはこれまでの身体状態が記憶
されており、以前の体験をもとにして次の行動を選択するときには、選択枝を
2~3つの候補にまで絞り込まれるということが考えられています。選択枝の
もとになる身体情報の代表的なものが内臓感覚なのです。
(これがいわゆるソマティック・マーカー仮説と呼ばれているものです。)

 では、この内臓感覚の起源はどこにあるのでしょうか?
そして、いつから、始まっているのでしょうか?

 その起源は、乳幼児の時に、空腹時に母乳が腸に届けば快く、
腸がいつまでも空虚であれば不快に感じるところまで遡ることが
できるのではと考えられています。つまりは、授乳時における母親の
笑顔と授乳による腸の満足感や快感が脳に快として関係付けられ、
快の記憶の回路として形成されていくと考えられているのです。
(※これも仮説の一つではありますが、詳細を知りたい方は、
以前に紹介した「内臓感覚」を是非読んでみて下さい。)

 
 如何だったでしょうか?

 子どもの成長にとって、乳幼児期は色んな意味で大切であると
言われています。脳の仕組みと記憶の起源ということから考えても
私たちが考えている以上に、乳幼児期の赤ちゃんと母親の関係は
重要な役割を果たしているのかもしれません。
 育児に関わるお母さんのココロと体が安定した状態であるためにも
パートナーであるお父さん、そして夫婦を取り巻く親や兄弟を含めた
関係者がお母さんを温かく見守りながらサポートしてあげることが
とても大切なような気がするのです。
 
 おじいちゃんやおばあちゃん達は、ついつい孫を可愛がり、甘やかして
しまうことが多いようですが、実はそれよりも子育てに取り組んでいる
お母さんを大切にしてあげたほうが、良い効果は大きい
ということを頭の片隅において置いてくださいね!!
 
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by happyfun120 | 2008-10-11 23:01 | 体について

幸福への近道はお腹の調子(内臓)の改善から?

 これまでに何度か脳と内臓(腸)に関することを記事にしてきましたが、
今回はお腹の調子つまり、内臓感覚がどうやらヒトの幸福感に繋がっている
らしいということをご紹介します。

 これはあくまでも一つの仮説ではありますが・・・・
ヒトが幸福を感じている時は、身体や脳は快を感じているようなのですが、
では、その「快」という感情や情動はどのようにして感じられているのか?
もしくは判断されているのか?というと、どうやらそれは、脳だけでなく、
身体に蓄積された記憶をもとに快と不快の判断がされているのです。
 そして、快の記憶を多く持てば持つほど、何か物事を判断する時に、
快に繋がる判断と行動を取ることが多くなると考えられているのです。
(幸せな人はますます幸せになり、お金持ちはますますお金持ちになる
ことと結局原理は同じです。)

 では、脳や身体に蓄積されている記憶はどこからやって来たものなのか?
というと・・・・
 どうやらそれは、内臓感覚から来ているものが多いようなのです。※1
しかも、内臓感覚は昼夜休むまもなく、絶えず脳に情報を送り続けている
のです。ということは、内臓感覚つまり、お腹の調子が悪い人は、
常に不快の情報を脳や身体に対して発信し続け、それが不快の記憶
として蓄積され続けていると言うことなのです。

 ということは?

 不快の記憶が多ければ多いほど、人は何かを感じたり判断したり
する時には、不快(もしくは不幸?)に関連するように感じたり
判断をしたりすることが多くなってしまうのではないか、ということなのです。

 とういことで、便秘や下痢だけでなく、胃の調子が悪かったり、
食べることが楽しくない感じている人は注意が必要かもしれません。

 食欲の秋です。食べることやお腹の調子がどうやら幸せにも
関係していことを理解していただけたのであれば、普段の食生活や
お腹の調子なども一度見直してみるのも良いかもしれません。

 以前に、「小食の思想」などと何だか偉そうなタイトルの記事を
書きましたが、自分自身の食生活を見ていると、やっぱりまだまだ
食いしん坊なところが多いなと恥ずかしくなることが実に多いです。

※1:内臓感覚の起源と生物の進化の関係など色んなことがきちんと
説明する必要もあるのですが、ここでもやはり乳幼児期の体験が
大きく関係しているということを次回少し紹介してみたいと思います。
詳しく知りたい方は、先日紹介をさせていただいた「内臓感覚」を
是非手に取ってみてください。
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by happyfun120 | 2008-10-04 23:04 | 体について