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人生の土台って何でしょう?

 前回の記事に引き続き、2008/2/23の讀賣新聞の特集で
「日本の知力」に関連して、保育実践家 斎藤公子氏
「裸足の遊び 人生の土台」という記事が掲載されていました。
(※私も全く知らなかったのですが、保育の世界においては、
かなり有名な方のようです。上記のリンク先に動画が見れる
ようになっています。興味のある方は、是非ご覧下さい。
これを機会に私も生物の進化を重視した斎藤先生のことを
勉強させて頂こうと思っています。)

 とても印象的な内容だったので、新聞記事からそのまま
気になった部分だけを以下に転記しておきます。

<引用開始>
「裸足で、体じゅうを使い指先を使い、全身に血が巡る。
おなかが減り、疲れ、よく食べ、よく眠る。これが本来の姿ね。」

「英才教育の勧めにあせった親が争い合う現状は残念に思う。
たとえ試験にうかっても、大人になればただの人だが、
ゆっくりと十分に遊び、暴れた子供は、結局伸びる。」

「子供は、大人が何かを教え込む存在ではない。
体を使って遊ぶことで、初めて自分の意思が生まれる。
自主性を尊重しなければ子供は開花しない。
土台がない所に、何も積み上げることはできないのです。」


<引用終了>

 改めて記事を読み直していたのですが、衝撃的でした。
おそらく何かを成し遂げている人であれば、
土台=基礎がないところには、応用はありえないということも
十分納得していただける内容だったのではないでしょうか?

 ところで、人生の土台って何でしょうか?

 人それぞれに、色んな答えがあり、それで良いとおもうのですが、
サルから進化してきた人類の特徴を考えると
それは「遊び(遊び心)」だったような気が何となくしています。

 大人になっても、遊べる人、遊び心がある人って、
やはり楽しそうで、素敵だなと私は思います。

 遊びだけに(?)専念できる、子供の時間ってとても大切なような
気がします。そこできっと、集中力や創造力が養われるのだろうから。
お父さん、お母さん、子供さんの遊びの時間を大切にしてあげて下さいね!!

 
 ちなみに、「足の親指を鍛えるのが育児の原点」というのが、
斎藤先生のコメントでした。かなり多くの書籍を出されている
ようでしたが、きっと発生学の三木先生や西原先生の研究結果
などとご自身の観察を通した保育を比較して、やはり自分の
考えていた指導方法は生物として正しいと思われているような
気がしてなりませんでした。

※斎藤先生の動画、ほんとに面白いので、是非見てみてくださいね。
40年近く保育に従事されてきた方の意見には、
やはり耳を傾けるだけの価値は十分にあるように思います。
 
by happyfun120 | 2008-03-16 23:41 | ライフスタイルについて
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