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ココロって、ここにあるの?その2

 では、なぜココロが脳だけでなく、むしろ腸や内臓にあると言うことが
出来るのかについて、簡単に考え説明してみようと思います。
(※少し長くなってしまうかもしれません。
 興味なければこのシリーズはパスしてください。)
 
 その前に一つ確認なのですが、そもそもココロって何?という問題が
あります。これまた考えていくと、深い内容になりそうなので、取敢えずは、
ココロ=思う,感じる,感情・・などなど、色々あるでしょうが、取敢えずは、
何かを感じている機能なり場所なり物ということにしておきましょう。

 もう一度、確認しておきますが、今回は、ココロとは何?ではなく、
どこにあるのか?についてでしたよね?そして、それが、腸や内臓だと。
何故か?(振り出しに戻ってきました。)



 人間を含め哺乳動物の進化の歴史を遡ると
ヒト→サンショウウオ→サメ→ホヤ→・・・アメーバ→・・・
となっていくわけですが、イメージしやすいホヤから進化してきたとしましょう。
※ちなみに、ホヤというのは、イソギンチャクのような海の中の生き物です。
 イソギンチャクだと思ってもらっても大丈夫です。

 では、このホヤ。何をしていたのかというと。
岩にへばりついて、口から海水に含まれるエサを取り込み、
消化して排泄をあくまで受動的に行っていました。
口があり、消化を行う腸や内蔵があり、排泄するための肛門(?)があったと。
つまり、口から肛門まで一つの管があったというところまでは、OKですよね?
しかし、注意をしておかなければならないのは、脳はまだ無いということです。

 次に、進化の過程というか生き物の本能というかにより、より多く食べたいと
いう行動を起こすために、口や腸や肛門を効率よく動かすために筋肉のような
ものが発達してきます。この筋肉のようなものを動かすために神経のようなもの
が発達し、さらに、その神経のようなものと筋肉のようなものを効率良くコントロ
ールするために脳が発達してきたということなのです。

 なんだか一気にすっ飛ばしてしまいましたが・・・そうなんです。
私達は、腸や内臓で感じたことを行動に移すために動いたり、考えたりしている
のです。脳によって動かされているのは、神経や筋肉であり、その脳を動かす
原動力になっているのは、腸や内臓に行き当たるということなのです。

 ココロ=感じる,感情,感動(感じて動く。)感じるのは腸や内臓。
だから、必ずしも、脳がココロを作り出すマスターではないということに
なってくるのです。


次回少しだけ、補足をしてみたいと思います。
by happyfun120 | 2005-11-11 23:57 | ココロについて
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