母子密室育児の落とし穴!?

子どもの「がまん」を育てる本
子どもの「がまん」を育てる本
田中喜美子 / PHP
おすすめ度:★★★


 幼稚園児と赤ちゃんを持つ父親の立場から
本書を読んでみました。(紹介してもらったので…)

 地域社会が崩壊し、核家族化が進行する
現在において、母子密着育児となった場合に
母親の負担が非常に大きいこと、そして、
著者が主張される「子どもを小さな王様/
女王様にしない」などのアドバイス
とてもよく分かります。

 しかし、少し注意が必要なのは、本書が
フェミニズム(差別用語?)の立場で書かれて
いるように感じる点です。

 本書の中でも「子育てに極端は禁物」
と言いながら、母子密着育児で疲れきった
お母さんや、自分(達)の育児に自信がない母親が
本書だけ(というのはありえないでしょうが)を
参考に子どもの「しつけ」や、「がまん」に
取り組まれることは、少し注意が必要だと
思います。

 その理由は、過保護と過干渉の違いや、
子どもの自尊心の発達段階、そして、
子どもを観察することを含めた子どもと
親との相互コミュニケーションの視点などが
抜けていると感じるためです。
(本書はさっと読める読みやすさであり、
現実的な良い提案や納得させられる所も
多々あるのですが、本書と合わせて、
『子どもへのまなざし』などを読まれると
理解が深まるように思います。)

 育児の専門家でもなく、子育てを無事終えた
わけでもありませんが、改めて批評家などではなく、
子どもの臨床現場で長く実際に活躍されてきた
佐々木先生のすごさを私は再確認します。



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by happyfun120 | 2011-09-19 22:42 | 書籍(子育て)
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