人気ブログランキング | 話題のタグを見る

太陽の光は本当にキケン?

 参議院選挙も終わり、ワールドカップも終わり、
そろそろ気分を切り替えて夏の準備をと思っている方も
多いかもしれません。そこで、夏の日差しについて少し
参考になるかも知れないのが今回の記事です。

 多くの女性からお叱りを受けるであろうことも
予想できるのですが・・・・
太陽の光を過剰にカットするのも注意が必要
かもしれません。

 というのも、ビタミンD(栄養素というよりはホルモンの一種)が、
太陽の紫外線が皮膚に当たることによって作られているためです。

 ビタミンDと言えば、骨の形成に不可欠というのは、
一般的にも良く知られていることですが、
それ以外にも・・・




・癌細胞の成長を抑制し、悪性になることを防ぐ。
・インスリンを作る命令を出す。
・血圧を調整する。
・セロトニンを調整する。

などの働きがあることが分かってきています。

 要は、
ビタミンDは骨の形成と免疫系に大きく関係している
ということなのです。

 しかも、ビタミンDは食事から得られるよりも
体内で作られる量の方がはるかに多いというのです。

 しかし、困ったことに先進国などでは、
ビタミンD不足が深刻化していることが報告されています。

 これは、紫外線=悪、美白・色白=善・好ましい の
イメージが大きく関わっているように思います。

 色白、美白で一番に思い出されるのが、
肌の色を決めているメラニンかと思います。

 この肌の色も、赤道付近であれば黒に近く、
極に近くに行くほど白に近くなっている、
つまり、太陽光が強いところでは黒に近く、
太陽光が弱いところでは、白に近いのです。

 これも人類の進化の結果であり、
やはり上手く住み分けを行っている結果なのです。

 ということで、夏の強い日差しは確かに危険ですが、
過剰に太陽光を避けた暮らしや外出スタイルというのも、
それ以上に考えものであるということも御忘れなく!!

 賢く太陽と付き合う方法を考えていただければ何よりです。

 詳しくは、先日紹介した「病の起源1」
紹介されていますので参考にしてみてください。


※お詫び※
 無料のエキサイトブログを利用しているために、
7/1よりブログの記事に「広告」が掲載されるように
なってしまいました。(残念!)
 広告の内容や掲載は、ブログの記事や創楽カイロとは
全く関係ありませんのでご注意下さい。
by happyfun120 | 2010-07-12 07:10 | 体について
<< おむつなし育児に挑戦してみたい... 人類進化の歴史を無視すべからず! >>