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食べ物と自分の身体を見直すきっかけに

生命と食 (岩波ブックレット)

福岡 伸一 / 岩波書店

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 本書は講演内容を基に作られた60ページの小冊子
です。狂牛病を通して、食の安全や、生命にとって
不可欠な食べるという行為について少し根本的な
生物学視点からの問題提示がなされています。

 本書では、食の安全性に対して危険をやたらと
煽っているわけではありませんが、自分が生物であり、
地球の一部であることを謙虚に受け止められれば、
福岡氏の想いにも共感できるのではないでしょうか?

もしかすると、スーパーなどの食品売り場で、
安売りばかりを購入するというような行為を見直す
きっかけになるかもしれません。(私も反省。)

 「生物と無生物のあいだ」で興味を持ち、本書を
読んでみましたが、今回は(?)難しい単語もなく
ささっと読めます。但し、健康、身体、食べ物に
興味を持っている方が読んでも、少し物足りなさを
感じるかもしれません。


by happyfun120 | 2010-03-27 07:29 | 書籍(たべもの)
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