腰痛は二足歩行の人類の宿命ではない!!

先日、腰痛を上手くまとめて紹介したNHKの番組がありました。
(「病の起源 第3集 腰痛~それは二足歩行の宿命か?~」)
いわゆる腰痛について、じつはまだまだ誤解が多いことを知って
いただく良い機会になるかと思ったので番組の内容から大切な
ところだけをそのまま紹介させていただきます。

[腰痛に関連した大切なこと]

■歩くことは必ずしも腰痛の原因にはならない。
・タンザニアで狩猟採取生活をする人々を調査した結果、
 いわゆる「腰痛」と言うものは見られなかった。
→彼らは毎日28kmも歩行で移動するにも関わらず「腰痛」を
患っている人はいなかった。

・長距離選手の椎間板を調べても劣化は見られなかった。
→逆に、走ったりする際の衝撃が椎間板にとっては、
程よい刺激になり新陳代謝が活性化されるのではと考えられる。

■長時間の無理な(前かがみなどの)姿勢は腰痛の原因になりえる。
・椎間板にかかる負荷は、体重72kgの人が立っている時には、
66kgであるのに対して、前かがみになった場合には負荷は
235kgにもなっている。

■腰痛の原因は不明なものが多い。
・診断のつく腰痛は15%。
非特異的腰痛(原因が分かっていないもの)は85%。

■心理的ストレスが腰痛の原因になることがある。
・心理的ストレスを加える腰の実験では、背筋が緊張し
椎間板の負荷が72kg増えた。
・骨や椎間板に異常がなくても、ストレスにより腰痛になることがある。
・心理的に不安定な要素がある人は、安定している人に比べて30倍、
重い腰痛になりやすい。

■慢性の腰痛では前頭葉が強く活動している。
・物理的な刺激による腰の痛みは視床を経由して脳に伝わるが、
慢性の腰痛では、前頭葉のみが強く活動している。

■有酸素運動である歩行やウオーキングはストレスを和らげる。
・歩くと椎間板にも良い刺激が伝わり、全身の筋肉が利用されるために
脳全体が活性化される。
→また、歩くことに集中すると余計な悩みや心配事などが
意識されなくなるためにストレスが和らぐ。

■腰痛は心と体が発するメッセージである。

以上、内容紹介終了。

 如何だったでしょうか?
 自分の知っている常識は必ずしも常識ではない。
ということを再確認していただくきっかけになれば幸いです。

 創楽カイロのHPや受診者さんへの説明や実際の施術では、
「身体の声に耳を傾けてもらう」ことも少しずつ体験をしてもらって
います。繰り返される腰痛、そろそろ違うやり方で、対応を
してみませんか?
 
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by happyfun120 | 2008-11-03 15:26 | 体について
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